【One Piece最新話】週刊少年ジャンプ2017年No.34号分873話ネタバレ掲載

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みなさまごきげんよう!

嗚呼蛙でございます!

 

この記事は、週刊少年ジャンプ連載中の『One Piece』のネタバレまとめです。

毎週金~日曜日の間くらいに、最新話のネタバレあらすじを掲載していきます。

記事に追記していく形で、更新していきますので、ネタバレ平気な方は時々覗いてみてください。

 

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【最新】One Piece 873話(週刊少年ジャンプ2017年No.34号分掲載)

元城のケーキから救出される住民たち。ビッグマムの子供や部下たちは、お茶会での出来事を報告しあっていた。

ペコムズはタイヨウ海賊団が逃げたことを報告し、子供たちはルフィたちの討伐に向かおうとする。しかし、食いわずらいを発症したビッグマムが暴れ出してしまった。ウエディングケーキを食べるまで収まらないが、ウエディングケーキを作れる唯一の人間であるシュトロイゼンは重症。

ペロスペローはその場しのぎに、ケーキはルフィたちが持ち去ったと嘘をつく。それを聞いたビッグマムはゼウスに乗ってルフィたちのところへ向かった。

 

残された子供たちは、ビッグマムが戻ってきたときのためにケーキを作らなくてはと相談。プリンが自分が作ると言い出した。今回のウエディングケーキはチョコシフォンケーキだから、自分とシフォンがいればなんとなると言うプリン。材料はショコラタウンに予備があるし再現は可能だという。

 

一方、ルフィたちは森を抜ける途中でキングバームに遭遇し、キングバームに乗って引き続き逃走。しかしビッグマムがもう追いついてきてしまった。

 

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【バックナンバー】One Piece 872話以前

One Piece 872話(週刊少年ジャンプ2017年No.33号分掲載)

魚人島の回想シーン、ルフィに宝をあげた国王に大臣が玉手箱は開けると大爆発するから返してほしいと告げる。財宝を全部ビッグマムにあげたことを聞いた国王は大臣に不発の可能性を聞いて、ポジティブと言われてしまった。

 

回想が終わって現在。爆発で城が倒れていき、城にいる人間も首都の人間も大パニックに陥る。連合軍はその隙に逃げ出すことができた。城が倒れて全滅するかと思われたそのとき、シュトロイゼンが能力で城をケーキに変えて、全員生き延び、連合軍に追手を差し向けることに。脱出した連合軍は途中で解散し、それぞれに逃げることにした。

 

ビッグマムの子どもたちは連合軍を追うために部隊を編成するが、ウエディングケーキを食べられなかったビッグマムは、食い煩い状態に。

 

One Piece 871話(週刊少年ジャンプ2017年No.32号分掲載)

飛んで逃げるシーザーをビッグマムとその子供たちが追う。それを阻止しようとするヴィンスモーク一家。

 

その頃、混乱のスキに玉手箱を盗もうとしていたル・フェルドはステューシーに話かけられたときに足元が崩れて、城の下に落ちてしまった。運よく玉手箱の近くに落ちたル・フェルドは中身を確認しようとするがステューシーの飛ぶ指銃にやられてしまう。ステューシーは実はサイファーポールのエージェントだった。ステューシーは現場を見ていた新聞屋のモルガンズと一緒に玉手箱の中身を確認しようとするが、玉手箱はまたも城の下に落下してしまう。

 

一方ルフィはビッグマムの挑発に乗ってギア4状態になり、ビッグマムへ攻撃を仕掛けた。カイドウの次はお前だと息巻くルフィ。しかしその直後ルフィは空気が抜けてふにゃふにゃになってしまう。サンジがルフィを掴んで逃げ、ジャッジがビッグマムを止めた。しかしビッグマムにあっさりやられてしまうジャッジ。

 

ヘッジを抱えたシーザーはカタクリに止められそうになる。イチジがそれを阻止するが、今度はシーザーに化けたブリュレがゆく手を阻んだ。護衛を担当していたヴィンスモーク一家や、サンジ、ルフィは全員やられてしまい、ヘッジの中にいたジンベエたちも出ていって戦おうとするが、そのとき城の下に落下した玉手箱が爆発し、城が傾いた。

 

One Piece 870話(週刊少年ジャンプ2017年No.31号分掲載)

怒り狂うビッグマムに、シフォンは攻撃を止めるよう呼びかけるが、余計に怒らせてしまう。

 

ビッグマムの攻撃を受けて、のた打ち回るヘッジ。ルフィはヘッジを救うために飛び出そうとするが、ナミに自分たちの目的はもう達成したから戦わないでと止める。

 

ヘッジはルフィたちだけが成功したのが気に食わなかったが、自分の中にいる妻子や部下たちを守らなければいけないと言い、そのためにみんなを中に入れたまま人間に戻り、シーザーに空から逃してもらうと話す。

 

ジャッジはサンジに自分たちを助けた理由を訪ねて、サンジはゼフが悲しむからだと答えて、ジャッジにお前は親じゃないと認めろと言いました。ジャッジはもうサンジにもゼフにも近づかないと約束し、シーザーがヘッジを逃がすまでの間、護衛を請け負うと外に飛び出します。

 

ヘッジが人間に戻り、ヴィンスモーク家が護衛する。レイジュがピンチになり、ルフィとサンジも飛び出して、ビッグマムと戦闘を開始します。

 

One Piece 869話(週刊少年ジャンプ2017年No.29号分掲載)

ヘッジの城に避難する連合軍だが、シーザーが避難中にブリュレを奪還され、ナミ、キャロット、チョッパーがビッグマムの子供たちに捕まってしまう。

 

 サンジはヴィンスモーク家のみんなに合図を出すと、レイドスーツに変身して、子供たちを撃退。全員城の中へ避難する。ナミを抱きかかえて非難するサンジを見たプリンはショックな様子。

 

 そのドサクサで玉手箱の中身をすり替えようとするル・フェルドだが、玉手箱ははるか下に落下してしまう。

 

 ヘッジは城の大砲でビッグマムに攻撃するが、モチで大砲が詰まり、アメで足を固められて身動きが取れなくなってしまった。城の中でヘッジは連合軍に、城が壊されれば自分は死に、中にいる人間は放り出されてしまうと説明する。

 

 直後、叫び終わったビッグマムに攻撃され、ヘッジは血まみれになって倒れた。

 

One Piece 868話(週刊少年ジャンプ2017年No.28号分掲載)

カルメルと子どもたちの失踪事件には二人目撃者がいた。一人は様子を見に来ていたエルバフの戦士で、彼がその出来事を巨人族に伝えたので、ビッグマムは巨人に嫌われることになる。もう一人はククククの実の能力者シュトロイゼン。ククククの実の能力はあらゆる物を食材に変える能力だった。 シュトロイゼンは泣いているリンリンに夢を語り合おうと話しかける。ビッグマム海賊団を築き上げたのはこの二人だった。
 
回想が終わり、場面はお茶会へ。 ビッグマムに向けてKXランチャーが発射された。
 
再び回想で、カルメルがリンリンにみんなが同じ目線で暮らせる夢の国を作る話をしたときの様子。リンリンはみんなが大きくなれば同じ目線になると考えた。リンリンはそのことを シュトロイゼンに話す。
その後リンリンはカルメルの能力が自分にあることに気づく。 シュトロイゼンはリンリンに夢の国を作ろうと言った。
その後、リンリンはどんどん力をつけ、夢の国の実現のため支配を広げていく。
 
回想が終わり、再びお茶会。 ビッグマム発射されたKXランチャーはビッグマムの覇気で爆発してしまった。一転ピンチに陥る連合軍。
 
シーザーの鏡で脱出を図るが、その鏡も覇気で割られてしまった。ビッグマムの子どもたちも耳栓をして動けるようになり大ピンチに。ヘッジは巨大な城に変身し、連合軍に中に入るよう言った。

 

One Piece 867話(週刊少年ジャンプ2017年No.27号分掲載)

巨人のヨルルの剣を片手で折ってしまうリンリン。ヨルルはリンリンに地面に叩きつけられて血反吐を吐いた。カルメルは巨人にセムラを用意できるか尋ね、村で燃え上がる火の手にソウルを与える。巨人たちはリンリンにセムラを与え、カルメルは火を小さな太陽にして、村の火を消した。眠っているリンリンを殺そうとする巨人のヤルル。しかしカルメルは、自分がリンリンを連れて出ていくからと言って止めます。

 

カルメルは子供たちを連れて、エルバフではない巨人の国で、家を建ててもらい、新たな生活を始めました。しかしカルメルがエルバフを出たのは、リンリンを政府に高値で売るためだった。

 

カルメルはその後も子供たちと一緒に穏やかに日々を過ごす。そして迎えたリンリンの誕生日。幸せな誕生会の翌日、なぜかリンリンの前から突如、カルメルと子供たちの姿が消えた。

 

そして場面は現在のお茶会へ戻る。

 

One Piece 866話(週刊少年ジャンプ2017年No.25号分掲載)

ビッグマムことリンリンは、5歳の頃、両親と共に住んでいた国で甚大な被害を出して国外追放になり、エルバフの聖母カルメルの元へ預けられることになった。

 

カルメルは、100年前にトップを失った巨兵海賊団の残党を処刑しようとした海軍を止めて、巨人族と人間の架け橋になった人物。カルメルはエルバフに、身分や種族に関係なく行くあてのなくなった子供たちを受け入れる羊の家という施設を開いており、リンリンもそこへ預けられた。

 

5歳にして5メートルもの体長で、周りのものが全部自分より小さかったリンリンにとって、エルバフの人や町のサイズは居心地のいいものだった。

 

ある日リンリンは、熊と狼を仲良くさせようと同じ檻に入れ、熊が狼を食べてしまったことを怒って、熊を一撃で殺してしまった。カルメルは恐ろしさを感じながらも、優しい子ねと言ってリンリンを咎めなかった。

 

その後もリンリンは、手長族の子の関節が多いからと千切ろうとしたり、魚人族の子のヒレを千切ろうとしたりするが、カルメルはみんなにリンリンを許すようにと言って聞かせていた。

 

そんなある日、エルバフは12日の断食期間に入る。断食前に食べるセムラというお菓子を大変気にいったリンリンは、夢中でセムラを食べる。そして断食期間に入り、腹を空かせたリンリンはセムラ欲しさに大暴れして村を火の海にしてしまった。

腹に据えかねた巨人のヨルルは、カルメルの制止を振り切り、リンリンに剣を振り上げる。

 

One Piece 865話(週刊少年ジャンプ2017年No.24号分掲載)

鏡を設置し、逃走経路を確保するシーザー。鏡の中を覗き、写真が壊れているのにビッグマムが叫んでいないことに気付く。

 

ルフィはビッグマムにもう一度割れた写真を見せるために、写真を拾ってビッグマムの元へ走った。しかしカタクリがルフィの行く手を阻む。ヘッジ・ペドロ・ジンベエがその援護に回った。

 

サンジは魔神と戦いながら、飴で動けないヴィンスモーク家の元へ走る。その様子を見たレイジュはサンジの優しさを見くびっていたと考えていた。

 

ルフィは、ヘッジ・ペドロ・ジンベエに援護されつつビッグマムへ向かうが、結局カタクリに捕えられてしまう。しかし、ルフィは腕を伸ばし、ビッグマムに写真を見せることに成功。ビッグマムは叫びだし、会場の人々が次々に倒れだす。ビッグマムは膝をつき、血が流れる。

 

サンジはヴィンスモーク家の面々を拘束していたアメを砕き、ナミが数字の書かれた黒い缶をイチジに渡した。

 

ヘッジたちはランチャーを構え、ビッグマムはマザーカルメルのことを思い出す。

 

場面は63年前のエルバフへ変わる。

 

One Piece 864話(週刊少年ジャンプ2017年No.23号分掲載)

ブルックが写真立てを壊したことで騒然とする会場。ビッグマムがパニックになる前にルフィたちを殺そうとするビッグマム一味と戦闘が始まる。

 

プリンがサンジを銃で撃つが全てかわす。プリンがしくじったので、ホヤホヤの実の能力者、三男のダイフクがサンジを殺しにきた。ダイフクの操るランプの魔神の攻撃にぶっ飛ばされるサンジ。

 

鏡の世界ではシーザーがブリュレを連れて移動していた。

 

会場では乱闘の中、ヘッジがルフィに銃を突き付け取り押さえる。ジンベエとペドロは四男のシャーロット・オーブンと戦闘。ナミたちは会場の様子をうかがっていたが、とっくに3秒経っていることを疑わしく思っていた。首をはねられたブルックが頭だけでルフィに接近する。

 

一方、ヴィンスモーク家は、アメでカラダを固められて拘束されていた。ジャッジはビッグマムの裏切りを知り咽び泣くが、息子たちはヘラヘラしている。ビッグマムに向かって何か言えと叫ぶジャッジだが、ビッグマムは目を回していて聞こえていない。ビッグマムは怒りのバロメーターが振り切れた状態になっていた。

 

ブルックはルフィに、もう一度割れた写真を見せればいいと提案する。ヘッジは最初その案を却下しようとするが、カタクリが青ざめたを見て、作戦の成功を確信し、ジンベエとペドロにルフィの援護を頼んだ。さらに全員に耳栓の装着を指示し、カタクリと対峙する。

 

One Piece 863話(週刊少年ジャンプ2017年No.21・22号分掲載)

お茶会乱入3時間前、ルフィはヘッジに鏡をウエディングケーキの中に入れること、ブリュレに能力で捕まえた動物を自分の姿に変えるようにお願いしていた。
 
ルフィが飛び出したあと、お茶会の会場は騒然となった。ルフィが飛び出したことでケーキが崩れたので、サンジはプリンを抱えて倒れるケーキから脱出する。取り乱したビッグマムは料理長に、代わりのケーキを用意するか寿命を取られるかの選択を迫り、料理長は寿命を取られてしまった。ビッグマムの寿命を奪う能力は、死を恐れる心に応じて発動するらしかった。

会場が荒れる中、ルフィに変身した動物を全て送り出したジンベエたちがルフィに加勢するため、会場へと向かう。
 
ビッグマムはルフィを攻撃しようとどれが本物だと叫び、ルフィはケーキを食べながら返事をした。ルフィは写真を壊そうとするが、カタクリに阻まれてしまう。ルフィは手足をカタクリの足に囚われて、身動きが取れなくなってしまった。カタクリは身内しか知らない写真の重要性を誰に聞いたのかと質問する。

そこへジンベエが現われ、紅茶を投げ飛ばしてカタクリの足を溶かし、ルフィを救った。カタクリはロギア系モチモチの実の能力者。触ると囚われてしまうので、触らない方がいいらしい。
 
ジンベエは写真のことは自分が教えたと話し、ビッグマムに脱退して麦わらの一味に加わると宣言する。そして落とし前にビッグマムが取れるだけの寿命を差し出すと申し出た。ビッグマムは寿命を奪おうとするが、死を恐れないジンベエから寿命を奪うことはできなかった。寿命を奪えなかったビッグマムは脱退するならもう敵だと攻撃を仕掛ける。

そんな騒動のさなか、ルフィに化けたブルックがハンマーで写真を壊した。

 

One Piece 862話(週刊少年ジャンプ2017年No.20号分掲載)

結婚式が始まったのに起きる気配がないルフィ。

 

お茶会の会場は、サンジとプリンの入場、ウエディングケーキの登場で大いに盛り上がっていた。サンジとプリンは巨大なウエディングケーキの頂上に、ヴィンスモーク一家も席に案内され、結婚式が始まる。ルフィたちも大急ぎで会場へ向かった。

会場では結婚の誓いをするサンジとプリンを見ていたカタクリが、プリンが顔を覆ってうずくまる未来を見た。

 

プリンのヴェールを上げたサンジは、プリンの第3の目を美しいと言って見とれてしまう。第3の目でサンジをビビらせるつもりでいたプリンだが、この目を美しいと言われたのは初めてだと泣き出し、カタクリの予知通りその場に顔を覆ってうずくまってしまった。

プリンが動かなくなってしまったため、ビッグマムは神父にサンジを殺すよう合図。サンジが避けることを予知したカタクリは、サンジに指弾を放つが、サンジが避けたので神父に弾が当ってしまう。

 

会場が騒然となる中、銃声を聞いたルフィは、ブリュレの能力で増殖してウエディングケーキの中から会場へ飛び出した。

 

One Piece 861話(週刊少年ジャンプ2017年No.18号分掲載)

ヘッジが扉の前で作戦について話すのを扉が聞いている。

お茶会ではマザー・カルメルの写真が置かれた。客の一人がビッグマムにマザーとの関係を聞くと、思い出に踏み込むなとビッグマムは怒り、覇気で気絶させてしまう。客人たちはビッグマムにたくさんの宝箱を贈り、ビッグマムはあとで玉手箱と一緒に開けると話した。

 

ヘッジたちは作戦の準備を進めている。扉に聞かれているのに気づいたヘッジは顔を削ぎ落とし、口を封じた。ヘッジがルフィたちの様子を確認すると、ジンベエ以外は眠っていた。

 

サンジはウエディングドレスのプリンにメロメロになり、プリンはそんなサンジに内心イラついていた。そしてお茶会の会場に二人が入場する。

 

One Piece 860話(週刊少年ジャンプ2017年No.17号分掲載)

ジンベエの仲間たちはペコムズを岩に縛り付け出港の準備をしていた。

 

アラディンは、ジンベエがペコムズを救ったときのことを思い出す。ジンベエは、ペコムズから情報を聞き、ルフィを手助けしに行くと話した。ジンベエは、自分が脱退を申し出たときに条件に出されたルーレットには、犠牲にする仲間の数が書かれていたため断念したことと、お茶会で縄張りの警備が手薄になるスキに逃げるようにと話す。

アラディンは、魚人島に向かうことをジンベエに伝え、ジンベエは礼を言った。

 

ホールケーキ城には、続々と参加者が集まっていた。警備を担当するヘッジはボディーチェックをしていたが、ボディーチェックは断るとゴネる参加者がおり、将星のカタクリが撃ち殺した。カタクリはヘッジにこのままだと部下が2人打たれていたと話す。カタクリは見聞色の覇気を鍛えて少し先の未来が見える人物だった。

 

会場では参加者にウェルカムドリンクが振る舞われていた。ビッグマムが入場し、お茶会がスタートする。

 

One Piece 859話(週刊少年ジャンプ2017年No.16号分掲載)

ヘッジはビッグマム暗殺の作戦について話す。鋼鉄の風船のようなビッグマムだが、過去に一度マザー・カルメルという人物の写真を傷つけられたときに弱体化し、傷を追ったことがある。作戦は、それを利用して弱体化したすきに、シーザーの毒ガスを打ち込むというものだった。必要な時間は5秒。

5秒の時間を作るために、ヘッジはルフィにおとりになるようにと頼む。ナミは止めるが、ルフィはノリノリで引き受けた。

当日はプリンの銃声を合図に、作戦を開始、10秒でヘッジはビッグマムの暗殺、ルフィたちはヴィンスモーク家の救出を済ませ、シーザーが運んだ鏡で脱出するということでまとまる。

 

翌朝、トットランドの島々は、お祝いムードだった。偽ブルックが動かないのを見て泣いていたビッグマムもすぐに機嫌を直す。

一方、プリンは結婚式のあと、いろいろな人の記憶を消して回るのが面倒だと、憂鬱そうにしていた。

 

One Piece 858話(週刊少年ジャンプ2017年No.15号分掲載)

ホールケーキ城ではウエディングケーキの制作が進み、ペコムズは東の入り江でジンベエの仲間たちに保護されていた。ビッグマムにヘッジのことを報告しようとするペコムズを仲間たちは引き止め、口論になる。

 

ルフィとサンジ、チョッパーたちはヘッジたちのアジトへやってきて、ヘッジの仲間のヴィトに風呂に入るように言われた。

 

女湯ではナミとキャロットが、ヘッジの妻でローラの双子の姉シフォンと、ローラについて話していた。シフォンは、ビッグマムがローラを憎む理由について、ビッグマムが世界中の巨人族に嫌われており、ローラと巨人族の王子ロキの縁談がまとまれば確執が埋まり軍隊も自分のものにできると喜んでいたのに逃げたからだと語った。

さらに、ローラの代わりに自分を差し出したが偽物と見抜かれてより険悪になり、その後、巨人族を仲間にするのは諦めて人間の巨大化に力を注いで、ローラとそっくりな自分が気に食わないからと殴られて殺されるかと思ったことを語る。ヘッジがビッグマムを暗殺することについても何とも思わないと続けた。

 

一方、風呂上りのルフィとブルックは、牛乳をもらって、かけた歯とひび割れた頭蓋骨を修復する。

 

部屋にルフィたちとヘッジ、仲間たちが集まる。ルフィはヘッジの仲間の中にシーザーがいるのを見つける。シーザーはヘッジに心臓を握られ、協力を強いられていた。兄弟分のガスティーノだと名乗るシーザーだが、完全にバレている。

ヘッジはルフィに手を組むのかどうかを聞くが、ルフィはペコムズを撃った件の落とし前に一発殴らせろと言いだす。ルフィ、シーザー、ヘッジは取っ組み合いになり、ジンベエは頭を抱えたが、なんとか手を組むように説得した。

 

One Piece 857話(週刊少年ジャンプ2017年No.14号分掲載)

雨が止み、ルフィとサンジに鏡を通じて連絡するチョッパーたち。ルフィがサンジが戻ることと、結婚式をぶち壊すつもりだと伝える。サンジは自分のわがままで危険にさらしたくないと言うが、チョッパーたちは喜んだ。

ジンベエはルフィに、お茶会には今城にいるよりも強力な猛者や、闇世界の帝王たちが参加すると伝え、さらに、カポネ・ギャングヘッジの話を始めた。カポネがビッグマムの傘下に入り、お茶会の警備を任されており、結婚式で浮かれたビッグマムの首を取るつもりでいることを話す。さらにペコムズがカポネに協力を持ちかけられ、それを断って海に突き落とされたところをジンベエの仲間に助けられたことも話した。

ジンベエは今カポネと争ってる場合でないと話し、手を組むことを勧める。ルフィは賛同し、会いに行くことにした。

 

One Piece 856話(週刊少年ジャンプ2017年No.12号分掲載)

鏡の世界でルフィとサンジの行方を探すチョッパーたち。ナミがルフィとサンジが戦った場所にいるかもしれないと話し、ジンベエがペコムズの無事と、結婚式でなにが起こるのかを話した。

 

スウィートシティでは血を流し倒れるボビンと、3人の人物の人影が現れる。

ヴィンスモーク家は、結婚式の前祝いに酒盛り。

 

ルフィはサンジと合流し、サンジが持ってきた弁当を平らげて元気を取り戻す。しかしサンジは事情を説明し、自分は帰れないとルフィに伝えた。それに腹を立てたルフィはサンジを殴り、本心を言えと詰め寄る。サンジはサニー号に帰りたいことと、どうしても逃げ出せないことを話し、ルフィは一緒に結婚式をぶっ壊そうと笑った。

 

One Piece 855話(週刊少年ジャンプ2017年No.11号分掲載)

弁当を持って走るサンジ。ボビンはその場に駆けつけた兵士を眠らせ、あとを追う。

 

チョッパーたちはビッグマムの寝室の鏡まで行き、眠るビッグマムに抱きしめられて寝ているブルックを見つけた。ブルックを起そうとするが、飛んでいるハエを容赦なく殺すビッグマムのパワーを見て、怯んでしまう。処刑場にあったドクロでブルックの人形を作り、本物とすり替えることにし、一人ずつすり替えに挑戦した。寝ぼけたビッグマムの攻撃にあうも、なんとかすり替えに成功する。

その頃サンジは、ルフィとの約束の場所へ向かう途中で倒れている兵士たちを見つけた。

 

救出されたブルックは、頭からポーネグリフの写しを取り出し、みんなに渡す。驚きつつも喜ぶ一同。

 

サンジは約束の場所で、やせこけたルフィを発見した。

 

One Piece 854話(週刊少年ジャンプ2017年No.10号分掲載)

兵士に追われるナミとジンベエをチョッパーらが鏡の世界へ非難させる。ジンベエを見たブリュレがルーレットに怖気づいた件を持ち出し、ジンベエは死と悪意しか感じないから止めたと話し、ペドロが相棒がルーレットで死んだこと、回したら必ず死ぬことを話した。

 

女王の間では、ビッグマムがブルックを気に入って紐でぶら下げた状態で、プリンと結婚式での殺戮計画について話した。

 

サンジの部屋では、見張りの兵士たちがいびきでサンジが部屋にいると認識していたが、部屋でいびきをかいて寝ているのは、ナス顔の兵士だった。

 

会議室では侵入者についての報告がなされており、ペドロ自爆、チョッパーとキャロットの拘束が報告され、オペラがルフィ、ナミが死亡したと虚偽の報告をした。その場では追求しなかったがモンドールがオペラを怪しんでいた。

 

サンジは弁当を入れたバスケットを見つめ、ひざを抱えていた。そこへボビンが現れ、弁当を食い漁る。サンジはお前のじゃねえとボビンを蹴り飛ばし、弁当を持って走り出した。

 

One Piece 853話(週刊少年ジャンプ2017年No.9号分掲載)

宝物の間で、ビッグマムが捕らえたブルックを撫で回していると、プリンが現れる。ビッグマムはプリンに、第三の目が真の開眼をしたのかと訊ねるが、プリンは自分はハーフだからそんな力が目覚める保障は無いと答え、捕まったブルックを見て場所を変えようと提案した。

 

中庭では、ペドロがヒヨコ子爵に進化したタマゴ男爵と戦っていた。さらにニワトリ伯爵に進化しようとするヒヨコ子爵に、ペドロは爆弾で止めを刺す。ペドロはヒヨコ子爵もろとも吹き飛んだと思われたが、チョッパーたちのいる鏡の世界に逃げ込んで助かっていた。チョッパーたちとペドロは、脱走したルフィとナミがジンベエと一緒にいると知って驚く。

 

ルフィはサンジを探して場内を走り回っているところで、レイジュに部屋に引っ張り込まれた。ルフィはサンジがすでにプリンのことを知っていることを知ると、約束の場所はここじゃないからと、窓を突き破って城外へ飛び出していってしまう。

 

サンジは一人で自分の行動を振り返り、もう引き返せないと考えていた。ルフィはぼろぼろで空腹状態のまま、約束の場所へと向かう。

 

One Piece 852話(週刊少年ジャンプ2017年No.7号分掲載)

医療室で手当を受け、目覚めるレイジュ。レイジュは偽の記憶を思い出すが、サンジにしっくりこないだろうと言われた。サンジはレイジュになにがあったのかを話す。

 

図書室では、ジンベエがルフィたちを囚えていた本を燃やし、ルフィたちと一緒に本に囚えられていた囚人たちも脱獄していた。ジンベエは自分が謀反を起こしたことを話し、ルフィは腹が減ったと倒れた後、起き上がりサンジにプリンのことを伝えようと一人で外へ飛び出していく。

 

サンジに話を聞いたレイジュは、ジェルマは滅ぶべきだと話し、サンジに仲間と逃げるようにと告げた。レイジュはサンジに、なぜサンジだけが普通の人間に生まれたのか出生の秘密を話す。我が子を感情のない怪物にしようとする父に反対した母親が、それを阻止する薬を飲んだことを話した。

 

その頃、ルフィは敵を倒しながらサンジの居場所を探し、ビッグマムの部下たちは、ルフィたちを捕獲ではなく、殺すように作戦を変更する。

 

レイジュはサンジに、父親が死ねば海上レストランは安全なこと、ブレスレットが爆発しないことを伝え、仲間の元へ帰るように促した。

 

One Piece 851話(週刊少年ジャンプ2017年No.6号分掲載)

プリンはヴィンスモーク家を血祭りにすると高笑いし、銃を発砲する。装甲兵を貫通する威力があり、鉄の体を持つヴィンスモーク家にも通じると話し、自分に銃を突き付けられたときのサンジの顔を想像でモノマネして、さらにプロポーズのときのようすもマネて笑った。それを聞きながら、サンジは雨の中、泣きながら煙草に火をつけようとしていた。

 

一方宝物の間では、ブルックとビッグマムが対峙していた。お前はサンジよりポーネグリフの写しがほしいのかと尋ねるビッグマムに、サンジとルフィの対立は本人同士の問題だから、自分はこの旅が無意味なものにならないようにポーネグリフをいただくと答えた。

 

チョッパーとキャロットは、ブリュレから鏡に聞けばどれが城の鏡かがわかることを聞き出し、似顔絵を描いてサンジのいる場所の鏡を探すことにした。

 

場面は再びプリンの部屋に戻り、プリンがメモメモの実の能力でレイジュの記憶を書き換えていた。サンジはすでにベランダから立ち去っていた。

 

ルフィは、相変わらず腕を千切ろうとしている。そこへジンベエが現れ、見張りを倒す。そしてルフィたちにそこを出るかと声をかけた。

 

One Piece 850話(週刊少年ジャンプ2017年No.4・5合併号分掲載)

チョッパーとキャロットは、鏡の世界を移動しながら城に通じる鏡を探すが中々見つけられずにいた。その頃サンジは、大量の弁当を作りカゴに詰めて、プリンのところへ向かう。ルフィは自分の体に腕を巻き付けて千切り、牢を抜け出そうとしていた。中庭ではペドロとタマゴ男爵が戦闘しており、過去の回想がされ、ペドロはタマゴ男爵に勝利する。

 

プリンの部屋まで来たサンジは、ドアに入室を拒まれ、ベランダへ回って弁当を渡すことにする。窓の所まできたサンジはプリンの部屋で拘束されているレイジュを発見する。プリンはレイジュに、自分があんなチンピラと結婚するわけがないと話した。プリンは牢でルフィに式でサンジを殺すと耳打ちしていた。

プリンはさらに、ビッグマムが欲しいのはジェルマの力だけであり、ヴィンスモーク家は皆殺しにする予定だと語る。サンジは窓越しに話を聞いていた。 

 

One Piece 849話(週刊少年ジャンプ2017年No.2・3号分掲載)

ヴィンスモーク一家が、サンジとプリンが結婚した後はジェルマに住ませようと話している。レイジュは席を外していた。

その頃、鏡の世界ではチョッパーとキャロットがブリュレたちを撃退し、鏡の世界を利用してみんなを探しに行こうとしていた。サンジは会食に来なかったプリンのために何か作ろうとし、宝物の間ではブルックがビッグマムに遭遇。ホールケーキ城の中庭では、ペドロとタマゴ男爵が対峙する。

城内のどこかでは、レイジュが血まみれで座り込んでいた。

 

One Piece 848話(週刊少年ジャンプ2017年No.1号分掲載)

ビッグマムにケンカを売ったルフィだが、電伝虫は切られてしまい、相手にされなかった。ビッグマムは結婚式や玉手箱が楽しみで何でも許せる気分だった。そこへ、宝物の間で侵入者が暴れていると連絡が入る。

 

その頃サンジは、部屋で一人、ルフィやバラティエを心配し、うろうろしていた。しかし、プリンを悲しませるまいといつもの調子に戻す。

プリンは別室で、召使に状況を聞き、ローラの生存を知り、彼女が出て行ったときのことを思い出していた。

城内では、ペドロが暴れ周り、ブルックも宝物の間で兵士たちを圧倒していた。

 

プリンは、ルフィたちに会いにやってきて、約束を守れなかったことを詫び、サンジとは結婚しないと告げて、ルフィになにかを耳打ちして別れを告げた。

 

One Piece 847話(週刊少年ジャンプ2016年No.52号分掲載)

キャロットとチョッパーはブリュレに捕まる。キャロットは鍋の上に吊るされ、チョッパーは鎖で縛られた。チョッパーは鎖を抜けられるよう、ヘビーポイントで縛られて機会を伺っている。

 

ヴィンスモーク一家とビッグ・マムは、本に生きたまま閉じ込められた生き物を見ながら談笑している。国に入ってから多種多様な種族を見たが巨人がいないと言うジャッジを、ビッグ・マムは睨みつけて、見かけなかっただけだと言った。そこへルフィとナミを捕らえたという連絡が入る。

 

ルフィとナミは本に閉じ込められ、電伝虫でビッグ・マムと話すことになる。

ビッグ・マムは、結婚式の邪魔をしなければ殺さないということと、ローラを殺したいから居場所を教えろと話す。

 

One Piece 846話(週刊少年ジャンプ2016年No.51号分掲載)

ビッグマムの軍隊相手に善戦するルフィたちだが、ナミは拘束されてビブルカードを奪われ、ルフィも力尽きて生け捕りにされてしまう。

 

ホールケーキ城では、サンジがビッグマムに仲間を見逃す約束を取り付けていた。また城内ではタマゴ男爵が、過去ポーネグリフを盗もうとしたペドロを警戒し、警備を強化。

城内に潜んでいたブルックとペドロは、警備がされていることをしり、ペドロをおとりにする作戦を立てていた。

 

One Piece 845話(週刊少年ジャンプ2016年No.49号分掲載)

仰向けに転がり、サンジを待つと宣言する。天候が乱れ、キングバームがビッグマムが怒っているからだとおびえ出した。

 

その頃ホールケーキ城では、ルフィを討つべく軍隊が編成される。城に着いたサンジはそれをみて苦い顔をした。その後サンジは、ビッグマムやプリンらとお茶会の席へつき、プリンから二人で話したいと言うメモをこっそり受け取る。ルフィにはビッグマムの軍隊が迫っていた。

 

プリンと二人で話すサンジ。プリンは約束を守れなかったことを詫び、サンジはパックを外してぼこぼこの顔をさらし、自分に味方がいないこと、ゼフが人質になっていることなどを告げた。自分は元々地獄にいてそこへ戻っただけだと話すサンジに、プリンは自分との結婚を地獄にはさせないと言った。ルフィは軍隊を相手に戦っている。サンジはプリンに君は救いだと話し、明日結婚しようと告げた。

 

One Piece 844話(週刊少年ジャンプ2016年No.48号分掲載)

サンジは、自分はビッグマムの傘下に入った方が幸せで、腹の中ではずっとルフィたちを見下してたと語った。

それを体現してやると宣言し、ルフィを蹴り飛ばすサンジ。ルフィは構えもせず、お前とは戦わないし帰らないと言って、黙って蹴られ続けた。

 

サンジのかかと落としを食らったルフィはついに倒れこむ。ルフィを見下ろすサンジにナミが歩み寄り、平手打ちを食らせ別れを告げた。

サンジが猫車に乗り込み出発すると、ルフィは起き上がりサンジに、言いたくもない言葉を並べてウソをつくなと叫ぶ。ルフィの言葉に涙を流すサンジ。

ルフィはさらに、お前のメシしか食わないし、槍が降ってもここを動かないから戻って来いと叫んだ。

 

One Piece 843話(週刊少年ジャンプ2016年No.47号分掲載)

ルフィに敗れたクラッカーは、ホールケーキ城まで飛ばされた。

町や城は騒然となり、住民には帰宅命令が出される。

 

ルフィはギア4の影響で少し縮み、キングバームは自分たちに絶対的な命令を出すことができるビッグマムのビブルカードは、今ではビッグマムの子供たちさえ持つことを禁じられていると話した。

パウンドは、以前スナックがやられたときは、ビッグマムは天候を操り、嵐を起こして敵船を沈めたと話す。

ルフィたちは、サンジの結婚を止めるため、自分たちを城まで連れて行くようにキングバームに命じた。

 

キングバームに乗って移動する間、ナミは鏡を通じてチョッパーたちと連絡を取る。

チョッパーたちはブリュレに襲われつつ逃げ回っているようだった。話の途中で、ナミの持っている鏡が割れ、連絡が取れなくなってしまう。

離している間に、ルフィはみるみる縮み、すっかり元の体型に戻った。

 

キングバームはサンジたちを乗せた猫車と遭遇する。

ルフィは猫車に跳び移り、迎えに来たというが、サンジに蹴り飛ばされてしまう。

サンジはルフィたちに戻るつもりはないと告げ、納得できないと言うルフィを追い払うため、戦うことにする。

 

One Piece 842話(週刊少年ジャンプ2016年No.45号分掲載)

ルフィVSクラッカー。

クラッカーは、ナミが降らせる雨のせいで自分の生み出すビスケット兵がルフィに食われたとキングバームを責める。

ナミはホーミーズに自分を守るよう命じ、ルフィの食欲に限界はないと宣言して、雨を降らせるが、胃袋に限界を感じるルフィは泣きながらビスケット兵にかぶりついた。

 

一方、鏡の世界に閉じ込められたキャロットとチョッパーは、ブリュレから逃げて鏡の世界を走り回っていたため、ホールケーキアイランドの首都スイートシティで、鏡の中にタヌキとうさぎが出るとうわさになっている。

 

ジェルマ城では、レイジュがサンジの顔に腫れを取るパックを貼り、サンジの顔を元に戻していた。

レイジュはサンジに騎士道をどこで覚えたのかをたずね、サンジはゼフに教わったことを思い出し、恐竜時代の流儀だと答える。

その後サンジは、ヴィンスモーク家一同と共に、結納へ向かった。

 

ルフィは相変わらずビスケット兵を食べて戦っていたが、胃袋が限界に達したため、終わりにしようと、ギア4状態となる。

クラッカーはルフィの腹に槍を突き立てるが、ズブズブと腹の中に飲み込まれていき、ルフィが腹に力をこめると共に空のかなたへ飛ばされていってしまった。

 

One Piece 841話(週刊少年ジャンプ2016年No.44号分掲載)

サンジが地下牢に監禁されて6ヶ月。

厨房では豪華な食事を地下牢に運ぶ理由を噂していた。

 

サンジは地下牢で食事を取りながら、自分で弁当を作り、雨の中別の城に届けた時のことを思い出していた。

その城には、サンジの母親が暮らしており、サンジは母親に弁当を届けたかった。

弁当を見た侍女は、あまりの見てくれと味の悪さに、弁当を捨て、別の弁当を用意するが、サンジの母は、サンジの弁当を美味しいと言って笑顔で食べた。

だがサンジの母は、その後すぐに亡くなってしまう。

 

サンジは、兵士に料理の道具を持ってくるよう頼み、その中にあった本にオールブルーについて書かれていた。

その後、サンジは他の兄弟たちに見つかり、暴行を受けるようになる。

レイジュだけは暴行に加わらず、痛めつけられたサンジの手当をし、自分は他の兄弟とは違い感情があることを打ち明け、レッドラインを超えてイーストブルーで戦争することを伝えた。

 

イーストブルーに入ったあと、サンジはレイジュにコックになりたいと告げ、逃げ出す意志を伝える。

レイジュは牢をこじ開け、ヘマをするなと言って立ち去った。

 

牢から抜け出したサンジは、ジャッジに見つかる。

国を出て行くから邪魔をするなと言うサンジに、ジャッジは自分から消えてくれるなら助かると告げた。

最後にジャッジは、お前は人生の汚点だから、誰にも自分の息子だと話さないようにとサンジに頼む。

サンジは鉄仮面を外し、レイジュの指示で、ジャッジが見逃した客船へ乗り込むために走った。

 

回想が終わり、現在へ。

イチジたちにボコボコにされたサンジに、医療班が駆け寄る。

レイジュはそれを追い払い、なぜ戻ったのかとサンジに尋ねた。

 

一方その頃ルフィは、クラッカーとの戦闘で、彼の生み出すビスケットを食べ続け太っていた。

 

One Piece 840話(週刊少年ジャンプ2016年No.43号分掲載)

カプセルに入った兵士たちに驚くサンジ。

ヨンジは、カプセルの兵士たちは、ジャッジが優秀な戦士を元に遺伝子操作で作ったクローン人間だと語る。

得意げに説明するヨンジを遮り、吐きそうだと言ってタバコに火をつけるサンジ。

 

そこへ、イチジとニジが現れ、サンジはニジの顔面に蹴りを入れた。

さらに追撃しようとするサンジだが、イチジがゼフが人質になっていることを忘れるなと言われ、ぎょっとする。

その隙にニジは、サンジの背後に移動し、背中に電撃付きの膝蹴りを食らわせた。

倒れたサンジに、イチジは自分たちのヒエラルキーを確認しておかないとなと語る。

 

場面は変わり、サンジが幼いころの回想へ。

ジャッジは幼いサンジたちに、才能は与えたから鍛錬するようにと命じる。

他の兄弟たちが凄まじい身体能力を発揮する中、サンジだけが何をやっても上手くいかず、研究者はサンジは失敗作で、ただの人間であるとジャッジに話した。

 

サンジはネズミに自分が作った料理を食べさせていた。

そこへジャッジがやってきて、お前は他の兄弟と違い才能がないからその分努力しろと怒鳴りつけ、ネズミと料理を窓の外へ放り投げてしまう。

 

その後も成長が見られないサンジに業を煮やしたジャッジは、サンジが遭難したと国民に発表した。

その頃サンジは、鉄の仮面を付けられ地下牢へ入れられていた。

 

One Piece 839話(週刊少年ジャンプ2016年No.42号分掲載)

ヴィンスモーク家一同が揃って会食。

ジャッジは、レヴェリーに参加はできなくなるが絶大な力を得られると語り、ニジがサンジにお前が役に立つ日が来るとはと話した。

 

サンジはニジの話を無視して、ニジが食べ残した料理を食べるように言う。 

ニジは料理のせいでサンジに気分を害されたと料理長のコゼットを呼び、皿を投げつける。 

サンジがその皿を受け止め、こぼれた料理がいかに手の込んだものかを解説して、床から拾い上げて食べた。

 

みっともない真似をするなと怒るニジだが、サンジはヴィンスモーク家に属することが自分の恥だと語る。

そんなサンジにジャッジは、それはゼフからの悪影響かと尋ねる。

さらにジャッジは、サンジが言うことを聞かなかった場合は、脅しに使うと続けた。

サンジの脳裏に、ゼフとの思い出が蘇える。

ビッグマムと昼食だから準備をしろと命令するジャッジに、何も言えないサンジ。

 

しばらくして、サンジは廊下でボコボコにされて倒れているコゼットを発見する。

そこへヨンジが現れ、犯人のニジに会わせてやると、サンジをある場所へ連れて行った。

その部屋では大量のカプセルに入れられた兵士たちが並んでいた。

 

One Piece 838話(週刊少年ジャンプ2016年No.40号分掲載)

ギア4でクラッカーをぶっ飛ばしたルフィ。

さらに猿王銃を放ち、クラッカーの体を真っ二つにする。

するとクラッカーの中から男が現れ、伸びたルフィの腕を剣で切り付けた。

 

誰だと尋ねるルフィに、男はクラッカーと名乗ったはずだと答え、よく俺の鎧を壊したなと続ける。

クラッカーは、自分はビスビスの実のビスケット人間で、手を叩けば無限にビスケットを生み出すことができ、形も変えられるし、自由に操れると話した。

クラッカーは、ルフィが壊した鎧は、自分が無限に生み出せる戦力のひとつでしかないと語り、背後に複数の鎧を生み出して見せ、サンジにはもう会えないことがわかったかと尋ねる。

ルフィは「会う!」と短く答え、クラッカーが生み出した鎧に猿王群鴉砲を放つ。

鎧たちはルフィの拳を盾で防ぎながら前進し、クラッカーは鎧を盾にしながらルフィに攻撃する。

すんでのところでかわすルフィ。

 

一方、ナミは、ホーミーズたちをビッグマムのビブルカードで脅し、チョッパーたちは、ホールケーキアイランド中の鏡に通じる鏡の世界を持つブリュレの能力を利用しようと話し、ブルックとペドロは、ビスケットの兵士の体内に入り込み、城内への侵入を試みていた。

ホールケーキ城では、ビッグマムが、式の準備についてや、ルフィたちの様子、ヴィンスモークの息子たちのことなどについて報告を受けている。

ジェルマ王国では、サンジの兄、イチジとニジが帰国していた。

 

One Piece 837話(週刊少年ジャンプ2016年No.39号分掲載)

クラッカーとの戦闘を開始するルフィ。

しかし全く刃が立たず、吹き飛ばされてしまう。

ルフィに逃げてと叫び、走りだすナミだが、ブリュレとキングバームに行く手を阻まれてしまった。

ブリュレはナミに、最悪の世代のルーキーたちのうち、キャプテン・キッド、海鳴りアプー、ギャング・ヘッジ、怪僧ウルージが、ビッグマムの縄張りに迷い込んだがはじき出された、お前たちはこの森で死ぬと告げた。

 

ブリュレは鏡の中にナミを引きずり込もうとするが、パウンドに阻止される。

パウンドに向かって、これはママへの反逆だと言うブリュレ。

その隙にナミは、ブリュレにサンダーボルトテンポをお見舞いした。

 

ブリュレは鏡の中にズブズブと沈んで行き、パウンドはブリュレは鏡のあるところならどこへでも現れると話した。

パウンドはナミに、ローラの友達なのかと尋ね、ナミは、ホーミーズたちがローラにもらったビブルカードを恐れているから間違いないと答える。

存分に使わせてもらうとビブルカードにキスをするナミ。

 

その頃、ルフィはクラッカーに連撃を仕掛けるも、やはり全く刃が立たなかった。

クラッカーは盾でルフィを押しつぶしながら、サンジはお前たちとは身分違いだ、連れ戻しに行ったところで帰れ下級海賊と言われるのがオチだと言う。

ルフィはギア4状態になり、クラッカーをぶっとばす。

サンジがそんな言い方をするかと怒鳴るルフィ。

 

One Piece 836話(週刊少年ジャンプ2016年No.38号分掲載)

クラッカーとローラの父親の会話を聞き、ローラの母親がビッグマムであると悟るナミ。

その時、上空からランドルフが攻撃を仕掛けて来るが、クラッカーに止まれと言われ、地面に突っ込む。

クラッカーが睨みを効かせると木が叫び声を上げて枯れていった。

ルフィは一瞬覇気かと思ったが、どうも違うよう。

恐怖で枯れたのかと叫ぶナミ。

 

「なぜ3将星がここに?」と言う木々たちを、クラッカーが「来てはならんのか?」と睨むと、申し訳ありませんと言いながら木々たちは枯れていった。

クラッカーはランドルフのことも叱りつけ、その様子を見ていたナミがクラッカーは偉いのだろうかとつぶやき、ルフィは強いのは確かと答える。

 

クラッカーは自分が来た理由を、ブリュレではルフィに手こずるだろうと思ったビッグマムによこされたと話す。

そこへ、それは聞き捨てならないとブリュレが、巨大な木『キングバーム』の乗って現れる。

キングバームは、自分たちは今まで誰も生きて返したことはないと言うが、クラッカーに遊んでいる場合ではないと返された。

 

ブリュレは、ルフィが捕まえた動物の鳴き声で鳴くナミたちを元の動物に戻し、チョッパーとキャロットが囚われた鏡をルフィに見せる。

驚くルフィに、鏡の中のチョッパーは、こいつは鏡の能力者だから気をつけろと警告した。

ブリュレは、クラッカーに「もう、こいつらの首根っこは掴んでるんだ」と言って、チョッパーたちの入った鏡を叩き割る。

鏡の破片に駆け寄るルフィに、チョッパーは、自分たちが割れたわけではないことを伝え、ルフィに何か話があるように声をかけた。

 

クラッカーは、ローラの父親を殺そうと剣を振り、それをルフィが止める。

「同情か?」と言うクラッカーに、「何十回も顔突き合わせりゃ情くらい移る」とルフィ。

 

クラッカーが戦いを始めるといって逃げ出す植物たち、ナミもローラ父に離れようと声をかけ、走る。

ブリュレはホーミーズにナミたちを逃がすなと命じ、植物たちがナミたちを追う。

ナミに名前を聞かれ、パウンドと名乗るローラ父。

ナミがローラにもらったビブルカードを取り出すと、ビブルカードが光だし、植物たちが動きを止める。

ママの魂を感じるからナミに逆らえないと言い出す植物たち。

 

そこへぶっ飛ばされてくるルフィ。

ルフィに本気で戦わないようにというナミだが、本気以外の戦い方を知らないと戦う気満々のルフィ。

 

One Piece 835話(週刊少年ジャンプ2016年No.36・37合併号分掲載)

トットランドのショコラタウンでは、半年に一度、住民たちに「Leave or Life」と質問し、黒い影が住民の呪文を集める催しが開催されていた。

 

その頃、誘惑の森のルフィは、増えた仲間を集めていた。

動物の声で鳴く仲間たちだが、その中に普通にしゃべるナミがおり、早く縄を解けと怒鳴る。

縄を解いたルフィは、ナミにげんこつをくらい、あんたを探してたのにいきなり捕まえてどういうつもりなのかと怒られた。

 

ナミは巨人に、自分たちが襲われた時も一緒にいたし、なにか知らないかと尋ねる。

なにかあったのかと尋ねるルフィに、ナミはルフィに化けたブリュレに襲われたことを話した。

 

場面は、ブリュレに襲われた時の回想に移る。

ブリュレに捕まったナミは、クリマ・タクトを使い、その手から逃れ、キャロットがエレクトロをまとった爪でブリュレに攻撃。

しかし、攻撃は鏡によって跳ね返されてしまう。

ブリュレは、自分がミラミラの実の鏡人間であることを明かし、再び攻撃を試みたキャロットを鏡の中に閉じ込めた。

ブリュレは、お前たちのことはすでにママにバレていて、自分たちは全員、ママの命令でお前たちを狙っていると告げる。

そして、ブリュレの命令で、周りの植物全てが、ナミとチョッパーに襲いかかった。

チョッパーは、ランブルボールで巨大化して応戦し、ナミを逃がした。

 

回想が終了し、だからあんたを探してたと話すナミ。

早速助けに行こうと場所を聞くルフィに、ナミはまさにこの場所だと答え、巨人にチョッパーたちの居場所を尋ねる。

巨人は、アップルジュースをくれたら教えると答えたが、ルフィに取ってきてやるから今話してくれと言われ、森の木たちは命令を果たすまで止まらないと話しだした。

続けて、トットランドの住民は半年に一度、一ヶ月分の寿命を国に払っていること、ビッグマムはソルソルの実の能力者で、魂を自由にやり取りすることができ、集めた魂をばらまくことで、植物や鉱物が動きしゃべるようになること、魂の回収と分配は、黒い影がやっていることなどを話した。

ナミは、しゃべるワニや、襲ってきたうさぎもそれかと尋ね、巨人はそうだと答える。

ルフィは、集めてきた仲間たちを指して、あいつらもかと聞くが、それはブリュレの能力で人の姿にされているだけの動物だと答えた。

ルフィたちはさらに巨人を問い詰め、巨人は自分がビッグマムの元夫であることを明かし、娘が2人生まれてすぐに捨てられたと続けた。

 

その時、巨人の背後からビッグマムの10男クラッカーが現れ、巨人を地面から引き抜き、敵に情報を与えたことを叱責する。

巨人は顔が大きいだけの2等身の男だった。

2等身男はクラッカーに、シフォンに結婚のお祝いが言いたいことと、ローラの家出のことを話した。

ローラの名に反応するナミ。

 

One Piece 834話(週刊少年ジャンプ2016年No.35号分掲載)

はめられた手枷を見つめ、ヴィンスモークやレイジュに手枷は鍵がなければ外せないと念を押されたこと、幼いころにゼフに手を手当してもらったことなどを思い出すサンジ。

城の上で頭を抱え雄叫びを上げる。

 

その頃、首都のスイートシティに潜入したブルックとペドロは、ジンベイが縁切りを願ったあと、落とし前にビビって取り下げたと報じられていることを知る。

さらに取り巻きに取り囲まれたプリンを発見、作戦が失敗したことを察し、取り巻きのタマゴ男爵と兵士の会話から、ルフィたちが捕まってしまったこと、自分たちのこともバレていることを聞いた。

 

ホールケーキアイランドの北東の海岸では、ペコムズがカポネに撃たれ、サメの泳ぐ海に落ちる。

 

ホールケーキ城では、ビッグマムがシーザーに巨大化薬がいつできるかと尋ねていた。

シーザーはそんなものは作れないと思いながらも研究費の使い込みを隠して「もうすぐ完成できたが研究所がなければ作れない」と答えたが、ビッグマムは、そっくり同じものを作っていた。

研究所の前に立ったシーザーは、ビッグマムにいつできるかと尋ねられたことを思い出し、馬鹿言ってんじゃねーよと思っていた。

そんなシーザーに、キャンディ大臣は、シーザー心臓を握りながら2週間で作れなければ、お前をキャンディマンにしてナメると脅した。

 

一方、南西の海岸では、ルフィが動物の鳴き声で鳴く、プリン、サンジ、チョッパー、ナミ、キャロット数体を「なんでお前ら増えたんだ」と言いながら埋まった巨人の前に集めていた。

 

One Piece 833話(週刊少年ジャンプ2016年No.34号分掲載)

サンジとサンジの父ヴィンスモークの決闘の噂を聞きつけ、兵士たちが決闘場所へ駆けつけようとしている。

 

その頃ヨンジ城では、ヨンジがハンマーで顔の修復をされていた。

ハンマーでは治らなかったので、プレスで左右から挟んで元通りに。

ヨンジは「あいつ落ちこぼれのくせに」とサンジへの悪態をつく。

 

サンジとヴィンスモークは、親じゃない、息子だと言い合いながら決闘をしていた。

サンジは、仲間を守りに来ただけで結婚は芝居だと宣言し、サンジの過去の回想へ。

 

サンジは、ネズミのエサを作っていたことをバカにされ、同じ日に生まれた他3人の兄弟にボコボコにされたいた。

父ヴィンスモークに助けを求めるが、お前は出来損ないで一族の恥だから助ける斬りも育てる価値もないと言われ、放置される。

兄弟からの暴行はその後も繰り返された。

 

回想が終了し、二人は戦いを続ける。

ヴィンスモークの振るう槍をサンジは脛で受け止める。

サンジが覇気を使えることに驚くヴィンスモーク。

剣を取れというヴィンスモークに、サンジは俺の手は料理にしか使わない、戦闘は足技のみだと答える。

「まだネズミのエサを作っているのか」と見下すようなヴィンスモーク。

その後も戦闘は続き、ヴィンスモークの指示で身を投げ出し肉の盾になる兵士に苦戦したサンジは、結局ヴィンスモークに敗れてしまう。

 

城でレイジュの手当を受けるサンジ。

サンジはヴィンスモークに、お前は昔以上のクズだ、ノースブルーの征服でもなんでもやっていろと吠える。

ヴィンスモークは、ノースブルーの征服を確実にするためビッグマムの力を借りたいが、大事な息子を婿にはやれないので、できそこないだったサンジのことを思い出し、生け贄として使うことを思いついた、自分もお前を息子とは思っていないと語る。

その時、レイジュがサンジの手に手枷をはめた。

ヴィンスモークは、手枷が天竜人の使う首輪のように、飼い主から逃げると爆発する代物で、鍵はビッグマムが持っていると告げる。

 

One Piece 832話(週刊少年ジャンプ2016年No.33号分掲載)

ダチョウに乗ったウサギ(ビッグマム海賊団のランドルフ)から逃げる、ナミとキャロットとチョッパー。

キャロットいわく、ランドルフは『エレクトロ』が出せないのでミンク族ではないと思われる。

ダチョウにエレクトロを浴びせるキャロット。

ランドルフは、ダチョウから飛び降り、ナミたちに持っていた槍を投げる。

槍は、先刻すれ違った地面に埋まった巨人にあたる。

 

一方、ルフィはまだ分身と戦っていた。

ナミ、キャロット、チョッパーはルフィと合流し、海岸に戻ることに。

しかし、本物のルフィと偽ルフィが入れ替わってしまい、偽ルフィを連れて逃走。

 

海岸を目指して走る一同だが、どう走っても地面に埋まった巨人の地点に戻ってしまう。

そんな時、ナミが木や花が動いているのを見つける。

「バレちゃった」と言いながら木々だけでなく、地面までも動き出し、偽ルフィが「ようやくこの森の恐ろしさに気付いたか」と言いながら、ナミをガシっとつかむ。

偽ルフィの正体は、シャーロット家の8女シャーロット・ブリュレだった。

「美しい顔を見ると引き裂きたくなる」と爪を光らせるブリュレ。

 

その頃、ホールケーキ城の裏にある湖『アプリコッ湖』には、正方形の地面を乗せたジェルマの船が集結していた。

ジェルマは国土を持たない海遊国家だが、船に載った地面が集まることで国の形を作る仕組みになっている。

国民のほとんどは男で兵士。

 

男たちの戦闘訓練の様子をサンジは上から眺めていた。

サンジは背後で椅子に座っているレイジュに「いつまでそこにいる気だ」と声をかける。

「13年ぶりに会った姉に対して冷たい」というレイジュに、「こんなイカれた写真を飾る家族とは縁を切った」と壁にかかる写真を指すサンジ。

写真は、4人の王の首と1人の大男が写った、ノースブルーの4人の王を打ちとった4四国斬り事件のものだった。

レイジュはサンジに「小さな海賊団でくすぶるより、王家の血を楽しめばいい、プリンもいい子でしょ」というが、サンジは反発する。

 

そこへやってくるサンジの父親で、四国斬り事件の写真に写っていた大男、ヴィンスモーク・ジャッジ。

「俺に親がいるとしてもお前じゃねぇ」と言うサンジに、ヴィンスモークは「表へ出ろ、男は拳で語るものだ」と告げる。

 

One Piece 831話(週刊少年ジャンプ2016年No.31号分掲載)

ホールケーキアイランドに到着したルフィたち。

ペドロとブルックは、サウザンドサニー号の潜水艇「シャークサブマージ3号」で、上川を上り一気にビッグマムの城を目指す。

 

ルフィたちは海岸に上陸。

ルフィは上陸前に見た人物は、サンジとプリンだったと言って、二人を探す。

森の中にサンジの姿を見つけたルフィ、チョッパー、キャロット、は、後を追うが、見失ってしまう。

手分けして探すというルフィだが、二次災害の危険があるから離れないようにというナミの指示に従う。

 

みんなでサンジを探す道中、メロンソーダの川にかかるドーナツの橋をわたっている時に、巨大なワニがドーナツの橋を食べようとするので急いで橋を渡る。

帽子と服を着た巨大ワニに驚くナミだが、チョッパー、キャロットをバックにしたルフィに「そんなことで驚いてたらお前…」とつっこまれる。

 

そこにルフィがもう一人現われる。

偽物は鏡のように反転しており、見分けはつく。

木の上にサンジを見つけるが、サンジは森の奥へ逃げていく。

追いかけようとするが、ルフィは偽物に行く手を阻まれて進めないため、みんなに先に行くように言う。

 

森の奥へ進んだナミ、チョッパー、キャロットは、地面に埋まった巨人を発見。

巨人はアップルジュースをくれたら探し人のことを教えるという。

そこへダチョウに乗ったウサギが現われ、ナミを襲うが、間一髪キャロットが助ける。

 

ナミは、サンジも本物か疑わしいし、ルフィのところへ引きかえして、森を出ようと言うが、ログポースも時計もグルグル回りだし、木々は道をふさいで、森の植物たちが殺して遊ぼうと不吉なことを話していた。

 

32号は休載、次回は33号から。

 

One Piece 830話(週刊少年ジャンプ2016年No.30号分掲載)

ホールケーキアイランド上陸前のジンベイは、部下たちにルフィの仲間になることを告げる。

快く賛同する部下たち。

ジンベイから脱退の意志を告げられたビッグマムは、手、足、頭の描かれたダーツの的のようなモノをジンベイに見せる。

一方、ルフィ―たちは、水飴でできた海が固まってしまったので、溶かしながら進んでいた。

その時、ペドロから重大な情報がもたらされたと思われる。

次の日、ルフィたちは、ホールケーキアイランドにたどり着いた。

 

One Piece 829話(週刊少年ジャンプ2016年No.29号分掲載)

ペコムズ不在のまま、プリンにもらった案内に従い、ホールケーキアイランドを目指すルフィたち。

道中、ジャムでできた町や、ジュースの流れ出る島が見えるが、上陸せず進む。

一方、ホールケーキアイランドでは、ビッグマムがクロカンブッシュというお菓子を食べたいと癇癪を起し、町で暴れまわっていた。

16男のモスカートが止めようとなだめるが、ビッグマムは聞く耳を持たず、モスカートの寿命を奪い殺してしまう。

そこへジンベイがクロカンブッシュを持って現われ、ビッグマムの口に放り込む。

落ち着いたビッグマムに、ジンベイは「大切な話を聞いてもらおうと思ってここへ来た」と告げる。

 

One Piece 828話(週刊少年ジャンプ2016年No27号分掲載)

お互いの正体を知った、ルフィたちとサンジの嫁(予定)プリン。

一時、混乱するも、すぐに落ち着き、お茶をしながら、ルフィたちがカカオ島に来た経緯や、ビッグマム海賊団のメンバーが、ビッグマム、ビッグマムの夫43人、娘39人、息子46人の129人を中心に構成されていること、プリンのサンジについての印象などについて話す。

サンジの合意の元での結婚ではないことを知ったプリンは、ルフィたちにホールケーキアイランドへの航路を教えてくれる。

プリンと別れ、サウザンドサニー号へ戻ったルフィたちは、ペコムズが消えていることに気付き、トイレに「ひきかえせ」のメッセージを見つける。

一方、どこかの戦地では、ジェルマ66の2人が戦争を終わらせていた。

 

One Piece 827話(週刊少年ジャンプ2016年No.26号分掲載)

サンジ奪還のため、ホールケーキアイランドへ向かうルフィ一行。

チョコレート大臣の納める、チョコでできたチョコの町「ショコラタウン」のある島、カカオ島に上陸。

お菓子でできたカフェを食べてしまったルフィとチョッパーは、警察に捕まりそうになるところを、カフェのオーナー兼サンジの嫁予定のプリンに救われる。

こっそり上陸したはずが、ビッグマムにばれてる模様。

 

One Piece 826話(週刊少年ジャンプ2016年No.25号分掲載)

サンジ奪還のため、ホールケーキアイランドへ向かうルフィ一行。

上陸直前、サンジの弟『ヨンジ』、姉『レイジュ』に遭遇。

道中、魚の毒で瀕死のルフィが、レイジュの能力によって救われる。

 

 

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まとめ

  • サンジの嫁になる予定だったプリンちゃんは良い子
  • ルフィたちはサンジ奪還のため、ホールケーキアイランドを目指し航海中

ジンベイ仲間になるんですね。ビッグマム編で死亡しなければよいなと思います。

 

 

では、今日のところはこの辺で。

嗚呼蛙でした。